メキシコの捜査員殺害、頭部が入ったスーツケース届く
メキシコと米国の国境にある湖で起きた行方不明事件をめぐり、捜査を指揮していたメキシコの捜査員が殺害され、切断された頭部が12日、メキシコ軍の駐屯地に送りつけられた。当局者がCNNに明らかにした。 米テキサス州サパタ郡の保安官によると、殺害されたロランド・アルマンド・フローレス氏は11日夜になっても帰宅せず、12日朝になって、切断された頭部がスーツケースに入って陸軍駐屯地に届いたという。 メキシコ・タマウリパス州の司法当局も同日午後、同氏が殺害されたことを確認した。 フローレス氏はメキシコと米国の国境にあるファルコン湖で起きた男性の行方不明事件を捜査していた。男性の妻は、9月30日に夫婦で観光のため湖を訪れ、夫が射殺されたと訴えている。 この事件でタマウリパス州の当局が容疑者2人の行方を追っているとも伝えられたが、情報は錯綜していた。 フローレス氏の秘書によれば、同氏は11日、男性の捜索に当たった後にオフィスに戻り、同僚らと顔を合わせていたという。麻薬密売業者から脅迫を受けていた事実もなかったとしている。 この事件では米国境警備隊や沿岸警備隊も捜索に当たっているが、男性が行方不明になったとされる現場はメキシコ側にあり、米国では容疑者の逮捕や訴追はできないという。